見直しについてのちょっとお得な話
生命保険の必要性についての禁断の話題
今日の記事はヤバいです。生命保険業界の人は、読んではいけません(笑)。
さて、ちょっと唐突ですが、こんなケースを考えて見ましょう。
専業主婦の妻と、サラリーマンの夫、と言う夫婦で、夫のみに収入があるというケースです。
生命保険のセオリーに従えば、一家の大黒柱である夫(父親)が高額なものに入る、ということになります。たとえば、この場合では、世帯主である夫が3000万円、専業主婦である妻が1000万円の生命保険に入っているとしましょう。
で、この夫婦が離婚した場合(離別)と、ご主人が亡くなられた場合(死別)の二つを比較してみましょう。
経済的な観点から見ると、離別(離婚によって夫婦が別れる)と死別(相手の死亡によって夫婦が別れる)とは、かなり近い、です。
・離別した場合には、ご主人からの収入が、原則としてゼロになります。(慰謝料・養育費・財産分与は、後で考えます)
・死別した場合には、当然のことながら、ご主人の収入はゼロになります。(生命保険金・死亡退職金は、後で考えます)
ところで、皆さんの周りに、離婚した夫婦って多くないですか?
私(taku)も30代半ばになり、友人・知人でもそういう話を聞く機会が増えています。
ちなみに、結婚する時は大騒ぎして皆に知らせるのに、離婚する時は知らない間にひっそり離婚している、という点が気になります(爆)。
もし、これが死別で、生命保険に入っていたら??
女性(元奥様)は、文句なしに3000万円の生命保険金を受け取れます。
さらに、ご主人がサラリーマンなら、金額の違いはあっても、死亡退職金(年齢によりますが数百万円)が受け取れるでしょう。
離別の場合には、どうでしょうか。余程の裕福な夫婦で無い限り、慰謝料や財産分与はほぼゼロか、すずめの涙ということが多いようです。一般の家庭で、1000万円単位でお金を受け取れる可能性はかなり低いでしょう。
離婚原因によっては、反対に女性が慰謝料を払わなければならないケースだって考えられます(例:女性による浮気)。
お子さんがいらっしゃれば、養育費を請求できますが、支払うかどうかは相手次第です。(周りを見る限りでは、毎月3〜8万円程度みたいです。)
つまり、死別と離別の「その後」を比較すると、経済的な面を考えると大きな違いがあります。
女性(元奥様)の立場からは、ある日突然に、ご主人からの収入が無くなってしまう、と言う点では全く同じなのに、です。
死別では数千万円の死亡保険金がもらえるのに、離別ではすずめの涙、というのはあまりにも不合理ですよね。ただ、現実はこうなっています。
離別は、女性(元奥様)にとって圧倒的に不利なわけですが、ではその離婚した女性(元奥様)がその後、経済的に立ち行かなくなりホームレスになったとか、経済的理由で生活がめちゃくちゃになった、と言う話もほとんど聞きません。
離婚経験のある女性なんて、周りを見渡せば沢山いますが、みんな元気にやっていますよね。
お子さんがいらっしゃる女性(元奥さん)の場合は、実家に帰っていることが多いようです。また、実家に帰らないでも、贅沢しないで食べていける程度の仕事なら、今の日本では見つかるものです。
生命保険を売る立場の人は、こんな話は口が裂けても言えません。
ここまで読んできて、賢明な読者の方ならお気づきかと思いますが、「生命保険の必要保障額は、かなり少なくても大丈夫」、ということです。
もっと書いてしまうと、実は生命保険って不要かも、と考えてしまう人もいるかもしれません。 私はそれでも生命保険には入っておいたほうが良い、と考えています。
この点については、『それでも生命保険は必要です』をお読みください。
いずれにしても、「生命保険に入るときは、本当に最低限必要な額をできるだけコストを抑えて安く入る」、ということが大事だと思います。
そして、蛇足ながら、生命保険の見直しをするのも大事ですが、離婚しないようにすることも大事です(笑)。離婚したときに3000万円の保険金が受け取れる「離婚保険」があれば、この問題も全て解決するのですが、そんなものはありませんからね(爆)。
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2006年09月02日 03:10