生活が苦しくて、保険料払込みの猶予期間が過ぎてしまい、生命保険が失効してしまった人でもあきらめないでください。復活することができるかもしれません。

生命保険に入っている人は多くの場合、月払い・年払いで保険料を支払っていると思います。

この保険料を支払わないでいると、どうなるのでしょうか？

a).払込猶予期間、という制度があるので、支払いがストップしたからと言って、翌月から保障がストップする訳ではありません。ある程度の期間は支払いがなくても保障は継続します。

b).自動振替貸付、という制度があり、これまでに支払ったきた保険料を元にした解約返戻金を担保にして、支払っていない保険料を自動的に充当してくれたりします。この場合には、保険料を支払わなくても、保障が継続していきます。当然のことながら、解約返戻金の額はだんだんと減っていきます。

上記のa)やb)のような制度があるかどうかは、契約している保険によって変わってきます。たいていの生命保険にはあるようですが、ご自分の入っている保険会社に確認してみてくださいね。

ただ、こうした制度があっても、保険料を支払わないでいるとそのうちに保険が失効してしまいます。

失効した場合であっても、その後3年以内(この期間も保険会社によって違うようです)であれば、滞納していた保険料を払い込んで手続きをすることで、生命保険の復活をすることができます。

「保険が失効してしまったけれど、その後、新たに生命保険に入ろうとしている人」は、新しい生命保険に入るのではなく、失効してしまった生命保険に入ることも選択肢の一つとして検討するのは如何でしょうか。

一応、復活には、デメリットもありますので書いておきますね。

・失効期間中の延滞保険料を支払う必要があります。

・復活の際には告知義務があり、健康状態に問題ある人は復活できない場合があります。

んー、ちょっと微妙ですね〜。
延滞保険料を支払うくらいなら、新しい生命保険に入ったほうが良い、という気がします。

こうした前提に該当する人は、「復活した場合に支払う保険料」と、「新規に生命保険に入った場合の保険料」とを、しっかりと見積もりを取得して、良く比較検討されることをオススメします。