見直しについてのちょっとお得な話

保険料支払いが苦しい人へ



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生命保険見直し、に興味がある人の中には、「これまで数年間は保険料を普通に払えていたのに、突然の環境の変化やトラブルのために、保険料を払うのが苦しくなってしまい困っている」という人もいるかもしれません。



皆さんの中でも、家計の規模に比較して、高い生命保険料を支払っている人も多いと思います。そのような人でも、家計が順調なうちは保険料が少々高くても問題なく払えるものです。でも、人生は長いです。思いもつかないことが起きたりします。


・急に勤務先の業績が悪くなってボーナス大幅カット

・子供が急に私立中学受験をすることになった

・思わぬリストラに遭った

・給与水準ダウン

・両親の介護のため、妻が仕事を辞めた

家計が苦しくなる要因なんていくらでも思いつきますよね。そんな非常事態の際には、毎月3万円とか5万円の保険料の支払いはかなり苦しいはずです。



生命保険は、あくまでも万が一の際に経済的に困らないように入るものであり、現実の生活には全く役に立たないですからね。無理して保険料を払ったとしても、現実の生活は豊かになりません。

こうした状況では、保険料の支払いをストップしてしまいたくなるかもしれません。

でもそれだけは止めたほうが良いです。数ヶ月保険料の支払いを止めてしまうと、保障がストップしてしまいますから。

それでは、何のためにこれまで苦労して生命保険に入っていたのか分からなくなってしまいます。


では、どうしたら良いのでしょうか。一般には以下の方法があります。



1).貸付制度

貯蓄性の高い保険(定期保険や個人年金保険)の場合には、これまでに支払ってきた保険料を担保にして、お金を借りることができます。(数百万円借りることができるケースもあります)



2).延長保険

保険料払い込みをストップして、保障額はそのままに、保険期間を短くすることができます。(例.500万円30年の定期保険を、500万円20年の定期保険に変更する)



3).払い済み保険

保険料払い込みをストップして、保険期間はそのままに、保障額を短くすることができます(例.500万円30年の定期保険を、500万円20年の定期保険に変更する)


延長保険や払い済み保険では、主契約以外の特約は全て解約になります。でも、ほとんどの特約はあまり考えないで入ったものばかりだと思いますので、解約しても問題ないと思いますよ(苦笑)。

上記のように、保障を止めずに対処する方法が複数あります。保険料の支払いが苦しい人は、このような方法を利用して、とりあえず状況をしのぐことをお勧めします。


ただ、これらの方法では抜本的な解決にならないこともあります。その場合には、もっと大掛かりな保険の見直し・改造をしたほうが良いかもしれませんね。

偉そうに言ってしまうと、「逃げないで正面から対処しましょう」ということです。



いずれの対処方法も自分一人ではできないものばかりです。

契約している生命保険の担当者や信頼できるFPに状況を説明して、じっくりお話することをお勧めします。



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2006年09月12日 21:58