見直しについてのちょっとお得な話

共済は本当にお得なの?



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生命保険の見直しを考えている人の中には、共済が第一候補である、という人も多いと思います。さて、共済とは果たしてお得なのでしょうか?

生命保険として入る共済としては、代表的なものが4つあります。


(1). 生命共済 総合保障型 (都道府県民共済)

(2). こくみん共済 (全労災)

(3). JA共済

(4). CO-OP共済 (日本生協連)

上記のとおり、共済と言っても実はいろいろとあります。地味ですが、銀行の窓口やスーパーなどにパンフレットが置いてあるので見たことがある人も多いと思います。新聞の折り込み広告で入っていたりもしますよね。


私(taku)の妻が、以前、都民共済(都道府県民共済の一つ)に入っていたことがあるので、共済についてはちょっと詳しいですよ。では、メリットとデメリットを検討して行きましょう。

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●共済のメリット

・運営している主体はそれぞれ異なるが、非営利でやっている。

・一般の生命保険会社とは違って、1年単位の掛け捨てである。

・万が一、破綻しても影響が少ない
(掛け捨てなので貯蓄性がなく、解約返戻金という概念がない)

・保険料が安くて手頃である
 (1ヶ月あたり、2000円・4000円程度である)

・「割戻金」という還付金があるので、実質的な支払額が少ない。
 (都民共済では、2007年は34.65パーセント還付された)

・死亡時の保障(定期保険みたいなもの)と、入院時の保障(医療保険みたいなもの)を、一つの契約で用意できる。


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●共済のデメリット

・パック化されていて、個人の事情に合わせて微調整することができない

・死亡時保障と入院時保障がセットになっているため、不要な保険も付いてきてしまう

・組合員として、出資金を支払う必要がある。
 (毎年1000円前後くらい。辞める時に返してくれる)

・年齢が高くなると、入れる保険が少なくなる。

・高額の生命保険に入ることができない。
 (病気死亡の場合には、1200万円を超える保険がない)

・病気死亡・不慮の事故死亡・交通事故死亡の3つの場合で、死亡時の支払い額が異なっている。

掛け捨ての手頃な金額の保険なので、非常に惜しいな〜というのが私takuの印象です。ライフプランナーのような営業の人がコンサルティングして販売する保険ではなく、パック商品として通販で販売するのが主な販売方法なので、上記のようなデメリットが生じてしまうのでしょうね。


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●結論

ピタッとはまる人には非常に良い保険です。

「年間2〜4万円程度で、死亡保障と医療保険の両方に入りたい。高額な死亡保障は不要である。」という人には、かなり良いでしょう。


ただし

「自分の必要保障額の計算ができている」という人にとっては、保険金の額を変更できない点が、ちょっとイマイチです。

また、「死亡時の保障額で1500万円以上欲しい」という人にとっては、都道府県民共済の総合保障6型や、全労災のこくみん共済大型タイプに入ったとしても、(病気)死亡時に1200万円であり、不足してしまいます。

「医療保険には既に入っている」「医療保険はそもそも不要である」という人にも、無駄な保険料を払うことになってしまいます。



でも、もう難しい事は考えたくない。安くてお手頃な保険に一つだけ入りたい、と言う人にはピッタリ!、とも言えます。元々、非営利ですし、広告や営業に大金を投じていないため、支払った保険料の3割くらいが割戻金として戻ってくる、という健全な運営です。

具体的には、都道府県民共済の「総合保障4型」あたりに入っておけば、とりあえずOK、だと私(taku)は思っています。(共済は地域別(都道府県別)に分かれているのですが、上記URLからアクセスすると日本地図からそれぞれの地域の共済の資料を請求できます)

例に挙げた「総合保障4型」で計算してみると、実質的な年間の保険料は33,000円くらいですみます。

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毎月4000円×12ヶ月=48,000円

割戻金30パーセントとすると
48,000円×0.7=33,600円
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この金額で、死亡保障1200万円、入院時日額8,600円〜10,000円ですから、悪くない、と思います。完璧な保険ではありませんが、とりあえず入るには良い保険ではないでしょうか。。。私(taku)は「医療保険」は不要だと以前から主張しているのですが、この保険料(の安さ)だったらまあいいか、と思ってしまいます。


ちなみに、興味を持った方は、以下のURLから資料請求できます。
都道府県民共済

(自分の住所か職場のある場所の都道府県を選択し、「総合保障型」を選択して、資料請求画面へと進むと良いでしょう)



通常の生命保険とは、だいぶ商品設計や考え方が異なっています。また、商品によって、微妙に保障額や掛け金が異なりますので、まずは資料請求して一般の生命保険と比較してみることをオススメします。



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(a). そういう人は、まず検討している保険の資料請求をしてみてはどうでしょうか。
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2つとも無料なので、いつまで提供されるか判りません。ピンと来た人は今のうちに利用しておいたほうが良いでしょう。

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2006年05月10日 05:30