見直しについてのちょっとお得な話

公的な年金と民間の保険を比較してみると、、、、、



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(公的な)年金と(民間の)保険、どちらも長期に渡る契約になります。

この2つを、比較してみましょう。

年金は、20歳くらいから支払い始めて、受け取りは65歳から死ぬまで(遺族年金なら死んでからも!)と、とてつもなく長期に渡る制度です。50年以上にわたりますね。


保険でも、それに近い契約があります。
たとえば、個人年金保険。

25歳から60歳まで、毎月1万円ずつ支払っておくと、60歳から65歳までの5年間に毎月○○万円づつ年金のような形で受け取れます、という保険です。

25歳から65歳、というと、40年にも渡る長期の契約になりますね。


でも、40年も先の話なんて判らないですよね。

・家族構成は?
・どこに住んでいるのか?
・どんな社会になっているのか?
・インフレがどのくらい進んで何倍になっているのか? 

10年後くらいまでは想像できても、40年後のことなんて分かる訳ありません!

そんな長期の契約をすることは、かなり危険であると、私は思いますがどう思われますか?

ところが、年金なら大丈夫なんですよ♪ なにしろ、、、、、

・政府がバックについている
・破綻する心配がない
・支払いが保障されている
・物価スライド制により、インフレにも完全対応している

と、法律上・制度上で完全に保障されている、という極めて珍しい制度です。


それに対して、保険は危ないですよ(笑)。

・株式会社や相互会社と言った民間会社が経営している
・物価スライド制ではなくインフレに弱い
 (変額年金などは除く)
・保険会社が破綻したら、支払いは大幅にカットされる


こうして考えると、(公的な)国民年金に入らないで、(民間の)個人年金保険に加入するなんて、非常に勿体ないということが、判ると思います。

まず、年金に入った上で、それから、保険に入るかどうか検討すべきでしょう。





さて、年金に限った話ではなく、そもそも生命保険というものは、性質上、非常に長期に渡る契約になります。ここまでの話を踏まえると、いくつか注意すべきことがあると分かります。


・できるだけ信頼度が高い会社を選択すべき
 (格付けも気にした方が良いでしょう)

・(リスクを抱えることになり得る)長期契約はできるだけ避ける
 (終身保険よりも、定期保険のほうがベター)




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2006年03月02日 06:30