見直しについてのちょっとお得な話
定期付終身保険の問題点を考える−その2
今回は、定期付終身保険の「特約」に着目してみましょう。
定期付終身保険には、たくさんの特約が付いています。もちろん、「定期保険特約」付終身保険の名前とおりに、定期保険も「特約」の一つですが、それ以外にも複数の「特約」が付いています。
【問題点A】
本体の終身保険は少額なのに、定期保険を始めとする契約者が理解していない「特約」がたくさんセットになっている。
まず、この「特約」について理解している人があまりいない、ということがまず問題だと、私(taku)は思っています。
定期保険特約はともかくとして、災害特約・3大疾病特約・障害特約、、、、などなど、たいていの場合に、5個くらいの「特約」が付いています。
もしあなたが、定期付終身保険に入っているなら、保険証券を取り出して確認して見てください。
「いくつの特約に入っていますか?」
そして、保険料の内訳を見てくださいね。
支払い保険料が毎月1万円だとすると、本体の終身保険部分は3千円くらいで、残りの7千円くらいが「特約」の費用だったりするのです。
もちろん、ほとんどの人は「特約」の内容について理解していないでしょう。どのような時に支払われる特約保険なのでしょうか? もちろん、たいていの人は判っていません。なぜ、そんなにたくさんの「特約」に入ったかというと
全部セットで提案されたから、です。
もしかすると、セールスの人に質問くらいはしたかもしれませんが、例え質問したとしても良く判らずに(爆)そのまま入ってしまったことでしょう。
「なんだか良く判らない商品のためにお金を払う」なんて、保険以外の商品では、ありえないでしょう。
確かに理論的に考えると、単独の保険として入るよりも、「特約」として契約したほうが保険料としては安くなるはずです。ですから、本当に必要な保険だったら、単独の保険で入るよりも、「特約」として契約したほうがお得です。
ですから、特約として保険に入る、という方法自体が間違っているわけではありません。
でも、それ以上に、「特約」には無駄な保険に入り過ぎてしまうというリスクがあります。
そして、どんな「特約」に入っているのか分かっていないので、当然のことながら保険金の請求をする人もあまりいないのです。
保険はできるだけシンプルなものが良い、ということが改めて判ります。
生命保険とは不思議な商品です。
別に、入っていなくても日常生活を送る上では、何も困りません。
ですから、販売の際には、宗教とか健康食品の勧誘・セールス手法を似た方法が取られます。相手の不安を煽っておいて、この商品に入れば大丈夫、と説明するわけです。
契約者のほうも、毎月1万円くらい払って、良く判らないでいたとしても特約がたくさんついていれば、どんなことが起こっても大丈夫、という気がしてきます。
そういう意味では実は、生命保険についてきちんと勉強していない契約者にとっては、特約が多ければ多いほど満足度・安心感は高まるのかもしれませんね。。。。
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2006年10月08日 02:00