見直しについてのちょっとお得な話

「災害時の備え」を経済的側面から考えてみる



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この記事は、「超辛口」です。取り扱い注意です。

今日はちょっと「不謹慎」な話題です。今日の記事を読んで、多くの人は「厳しすぎる」とか、「思いやりがない」とか、「失礼なやつだ」と憤慨するかもしれません。。。

書くことで、私(taku)はファンを失うかもしれません(笑)。でも、断固書きます! 真実ですから。そして、「まじめに自分の人生の経済的側面を考えている人」にとっては重要なことですから。



さて、本題に入りますね。

地震などの大災害が起きると、避難所に多くの人が集まります。

災害がすぐに収まって、元の生活に戻れれば良いのですが、場合によっては、自宅が破壊されて住めなくなったり、危険があるために自宅に戻れない、ということがあったりします。



その場合には、「長期の避難所生活」が始まります。

避難所とはたいていの場合、だだっ広い体育館みたいなところに、横になるだけ、です。もちろん、共同生活になります。朝から晩まで、他人と一緒です。朝起きて、着替えて、食事をして、テレビを見て、トイレに行って、、、、全て一緒です。場合によっては、お風呂やシャワーなんて、とても望めませんし、最初のうちは食事も十分にない場合だってあります。



新聞やテレビで良く報道されますよね。



・避難所生活が長引いており、住民に疲れが出始めている。

・避難所生活にプライバシーがなくて、つらい思いをしている人が増えている

・長引く避難所生活で、体調を崩す人が出ている。

共通しているのは、避難所生活をしている人は可哀想・助けてあげる対象・なんとかしてあげたい、ということです。



これを見て、おかしいと思いませんか?

私(taku)の頭は、疑問符(?)で一杯です。

・なんで、ホテルに泊まらないの?

・地方都市なら、一泊2食で6000円くらいの民宿があるのに?

・一泊1万円の宿に泊まったって、1ヶ月で30万円。そのくらいの備えはないの?

・ボランティアが集まることが出来る、ということは交通手段は確保されているはず。なのに、避難所なんて不便な場所に居続けるの?

・日本中どんなに辺鄙なところでも、ある程度の都会まで数千円あればいけるのに、なぜ災害が起きた不便な場所にしがみついているの?



まあ、理由は見当つきますよね。
他のところに行くお金が無いから、です。

そして、その場所にいれば、住居(たいていは持ち家です)があり、仕事(農業などの家業に近いものでしょう)がある、ので困りません。でも、その場所を離れたら、住居と仕事が一緒に無くなってしまう訳です。ところが、災害が起きたことで、住居と仕事の両方を一遍に失ってしまったわけです。

仕方ないので、元の場所にとどまり、誰か(!)が助けてくれるのを待っているわけです。



厳しい言い方をしますが、そんなことは前から判っていたことですよね。準備をしないでいたのは、自分の勝手でしょう。それでいて、誰かに助けてもらうのをひたすら待ち続けて、挙句の果てに食事がまずい、トイレがイマイチ、プライバシーが守られない、とか(以下、自主規制します)。これ以上、書くとマズイですね(大汗)。



体の自由の利かない高齢者や障害者など、保護・援助が必要な人は当然助けを求めても良いはずです。そうした人達を助けるのは行政の仕事ですから。

でも、きちんと働ける体があり、仕事ができる人達が、一緒になって保護を求めている、というのは、私(taku)はおかしいと思います。



私(taku)からは問題提起だけで終えておきます。ここまで読んで皆さんはどう思われますか。ぜひ考えてみてください。



例えば、、、

・今、災害が起きてたら、自分はどうする?

・生命保険は、死んだ時の備えです。生きているうちの災害にはどう備えるのか?

・保険が保護してくれるのは限定的な部分のみです。災害にはどう備えるのか?

・「家」は持ち家が良いのか、賃貸が良いのか?

・年齢相応の資産を築いていない人は、脆いのでは?

・経済的に自立するとは?


気に障った人も多いかもしれません。新聞や本などの一般の人向けメディアではとても書けない内容です。でも、この記事を読んで、感じるものがあると、嬉しいです。そして、保険について、家計について、考えるきっかけになると、さらに嬉しいです。



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2007年11月05日 23:18