見直し相談の実例-1

[相談](T子さん-その1)数年前に転換してしまったようなんです

【質問】

はじめまして、takuさん。T子と申します。

生命保険の見直しについて、takuさんのご意見を頂けたらと、思い切ってメールしました。9年前に、不勉強のまま主人の保険を転換してしまい、大変後悔しておりました。転換のからくりを後から知り、くやしいけど、何をどうすればよいのか判断できず、時がすぎてしまいました。

今回、takuさんのサイトに出会い、もう一度家族の将来の為に保険をしっかり見直してみようと勇気を頂きました。

現在の内容は、

夫(会社員38歳)、妻(会社員37歳)
N生命 5年ごと利差配当付終身保険
   (H11.4転換加入)
終身       150万
死亡      2000万(特約15年更新型)
3大疾病     300万
本人入院5日以上 5000円
妻型死亡    1000万
妻入院5日以上  3000円    です。

主人が独身の頃から、将来の為にと入っていた保険を、私が転換してしまい申し訳なく思っています。6年後に更新を控え、また、2〜3年内に住宅取得の可能性もあり、他の保険に夫婦それぞれ入り直すか、この保険を残した方がよい部分があるのかどうか、見直し時期も合わせて、アドバイス頂けたら幸いに存じます。


【takuの回答】

T子さん、こんにちは。

「生命保険の見直し・比較徹底研究!」というサイトを運営しておりますtakuです。

ご相談メール頂きまして、ありがとうございます。



すでに転換済みで、かなりの保険料を支払ってきた、ということですね。これまで支払ってきた保険料を計算すると、、、現在の保険料が書いてありませんがちょっと計算するのが怖いですね。

しかも、終身保険がたったの150万円というところから推測すると、解約した時の解約返戻金も多くを期待できないと思われます。転換した際に終身保険を減額して貯蓄性の薄い保険に変えている可能性が高いです。



過去を振り返っても意味がありませんのでこれからどうするか? ということを考えてみましょう。

まずは基本に立ち返って考えて、必要保障額を計算して見ましょう。
共働きですよね。となると実は保険は最低限で良い、可能性が高いです。貯蓄も人並み以上にあるのではないですか?

それなら、死亡保障が最低限度(1000万円弱)の保険に入れば十分だと思いますよ。



ポイントは、「今まで支払ってきた保険が勿体無い、と考えるのはやめて、これから支払う保険料がいくらになるか、ということに着目すること」です。

ちなみに、「妻型死亡」ということはご主人の保険におまけとして奥様の保険がついている、という保険だと思われます。

その場合に、もしご主人が先に亡くなられたら、その時点で自動的に奥様の保険は消滅します。親亀こけたら小亀もこける、ということで本体が無くなったら、おまけも自動的に亡くなります。

ですので、基本的にこのような夫婦型保険はお勧めできません。(ただし、夫婦型のほうが、若干は保険料が安くなるようです)



つらつらと書いてしまいましたが、参考になりましたでしょうか。

T子さんが良い保険に入られることをお祈りしています。

taku



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2007年12月09日 02:13