相談集-1
[相談]医療保険って、やっぱり必要だと思います
【質問】
『医療保険不要論』のページで説明されている、例の180日入院した場合の支給額ですが、基本的に保険会社によって通算保障日数というのがありますよね?(アフラックのEVERなどだと通算1000日) 1度の入院で保障される日数が180日ってことで、その後また同様の入院を5回した場合、180日×5=900日で保障内で支給される金額は180万×5=900万となると思うのですが違うのでしょうか? 60歳払込終了で保障は終身保障ということを考えると、支払い保険額よりも支給額の方が十分多いような気がするのですが。 それでも医療保険はやはり不要ということになるのでしょうか? よろしければ教えて下さい。 |
【takuの回答】
「生命保険の見直し・比較徹底研究!」というサイトを ご相談メール頂きまして、ありがとうございます。
論点がいくつかあるようなので、順番に書いていきますね (a). 入院時の保障額 > 1度の入院で保障される日数が180日ってことで、その後また これは、もちろんそのとおりです。 理屈上は、上記のとおりになることもありえます。
『医療保険不要論』http://1hoken.net/22/23/000037.html
「術前在院日数」と「術後在院日数」を合計した数字が、入院した日数になると考えられます(厳密には違っているかもしれませんが)。 この資料によると、2001年には、7.0日+11.7日=18.7日 入院していたのに2004年には、1.2日+6.6日=7.8日の入院で済んでいる、ということを示しています。 180日間の入院というのは、可能性はゼロではないですが、かなりのレアケースである、ということが判ります。
基本に立ち帰って考えてみます。 生命保険に入るのは何のためでしょうか。 いざという時に、経済的に困らないようにするためです。
ただ、入院する、というとお金が掛かるイメージがありますが、入院傾向の短期化のためにそもそも長期の入院というのが難しく、そのために受け取れる保険金も少なくなっています。 働き盛りの頃ですと、長期入院により仕事を失い収入源が無くなる、という心配があります。ところが、リタイヤ後ですと、長期入院しても、収入源(年金など)は全く変わりません。 病気による入院と言っても、終身保険で主に対象となる高齢での入院では、経済的な心配が若い頃に比べると少ないのです。
また、別の面から考えると 生命保険とは、たいていの場合、損をするようにできています。 ですから、一般論で考えても、損になる可能性が高い、と言えます。
ご参考になれば幸いです。 |
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2007年05月07日 20:40