こんにちは。
フリーランサーをしていますJと申します。
takuさんの理論、かなり納得しています。
が、私の場合は何かあったときに（死亡以外）、家族と障害に戦える体制を組みたいとも考えています。

なので、高度先進医療特約のついた医療保険やがん保険にも入っています。
もちろん、takuさんの理論も踏まえているつもりですので、ある程度の貯金が溜まれば保険を切り崩すつもりです（正直来年闘病生活になったら、しんどいので）。

さて、本題です。
民間の介護保険についての考えをお聞かせください。
闘病を考えても、takuさんの理論で考えても、可能性は低くても寝たきりになってしまうリスクを考えると、不安は大きくないですか？

Jさま

「生命保険の見直し・比較徹底研究！」というサイトを運営しておりますtakuです。
ご相談メール頂きまして、ありがとうございます。

最近UPした
『[相談]こくみん共済の入院保障は十分でしょうか＆介護保険をどうする？』

も、まず参考になさってください。

その内容を踏まえて頂いて、ご質問にお答えしますね。

確かに、「寝たきりになるリスク」というのは存在します。

未来のことは誰にも分かりません。
「最悪のケース」というのは存在します。

それは、あなたかもしれません。

まだ寝たきりになるには早い年齢で、寝たきりになり、しかも長生きしてしまうかもしれません。そして、面倒を見てくれる家族が、何らかの事情でいなかったりして、、、。

そうした場合に頼りになるのが保険、です。

と言いたいところですが、私はそうは思いません。

一応、公的介護保険、というものも存在します。
ただ、将来、高齢化社会が進行するため、この公的介護保険がどうなるのかはかなり怪しいと(私だけでなく、一般にも)思われています。

間違いなく、Jさんが高齢者になる40年後・50年後には全く違った制度になっている、と思われます。

で、公的保険は頼りにならないから、自助努力で民間の保険だと言いたいのですが、民間の介護保険は、結構割高、です。

公的保険の将来が不安定であること。
約50年という長期の期間の保障になるので不確定要素が大きいこと。

などから、保険会社が払い込み保険料を計算する時に高めに設定しているため、です。

支払い総額を計算してみて下さい。20年間で数百万円、とかですよね。自分が寝たきりになる、という自信があれば別ですが寝たきりにならなければ、使うことがありません。

これだけの支払い額を生命保険会社に払い込むならご自分で貯蓄・投資されては如何でしょうか。

一般に、寝たきりになるのは70歳以上とか、いわゆる高齢者ですよね。Jさんは、まだ30代前半ですからあと35年間もあります。

貯蓄や投資でも十分間に合いますよ。

ちなみに、高齢者にならないうちに寝たきりになるケース、というのも考えられますよね。
交通事故で、植物人間になる、とか。

こうしたケースは、「高度障害」に分類されて、生命保険の死亡保障でカバーされる、可能性があります。

高度障害にならないけど、寝たきりになる、というレアケースも、もちろんあるでしょう。

でも、Jさんのお知り合いでそういう人はいますか。

日本中探せば、たくさんいると思いますが、かなりのレアケースだと思います。

とつらつらと書いてきましたがご参考になりましたでしょうか。。。
Jさんが、良い保険に入れることをお祈りしております。