お金と節約についてのコラム
住む場所と働く場所を戦略的に考える
住む場所と働く場所を戦略的に考える事で、お得な生活ができる、かもしれません。
生活費や物価は、住む場所によって異なります。
東京は、誘惑や遊ぶ場所も多いですし、日用品の物価も高いので、生活するのにお金がかかりますよね。一方、地方都市や農村なら、物価は安いですし、そもそもお金を沢山使うような遊ぶ場所が無かったりします。
もう一つの要素である給料というのも、実は地域格差があります。同じような仕事をしていても、給料は働いている場所によって違う、のが普通ですよね。
住む場所(生活費)と働く場所(給料)の組み合わせを戦略的に考えてみませんか? というのが今回のテーマです。
たとえば、公務員。公務員は基本的に日本全国どこでもそれほど給料に違いはありません。もちろん、東京勤務と地方勤務で、差がつくように「調整」されているのですが、その違いは民間企業と比較するとわずかなものです。ですから、東京勤務の公務員と、地方勤務の公務員では、地方のほうが割が良い、ということになります。実際、東京では(失礼ながら)さえない職業ですが、地方では公務員というと憧れの花形職業だったりします。
つまり、地方で働くなら公務員がお得、東京で働くなら民間企業がお得、ということが判ります。地方と東京では、生活費と給料のギャップ・アンバランスが存在するのです。
ところが、大手企業では、新幹線通勤というシステムがある、場合があります。会社が、新幹線通勤の交通費を全額(または一部)負担してくれるわけです。東京から1時間圏内だと、東海道新幹線の三島か、上越新幹線の高崎くらいですね。これは良いですよね〜。東京の給料を貰いながら地方の生活を満喫できる、ということですから。
こんな感じに、自分で工夫することで、ギャップを利用してお得な生活をすることができます。一種の裁定取引(アービトラージ)とも言えます。
勤め人ですと、考えられる方法はこのくらいですが、自営業やフリーで仕事をしている場合には、もっと工夫の余地があります。
たとえば、地方都市に住みながら、東京の取引先と仕事をする、と言う方法があります。新潟市内に事務所を持ち、社長が月に何回か、日帰りで東京出張をして仕事を取って来るという事例を聞いたことがあります。東京〜新潟間は新幹線で最速1時間40分だそうです。
作家や設計業務など、インターネットや電話を使って、遠隔で仕事ができる人なら、完全に田舎に引きこもってしまう事もできますよね。例えば、北海道や沖縄の片田舎に住みながら、インターネットを解して、設計図面をやり取りして東京と仕事をする、とか。安い生活費で田舎生活を満喫しながら、東京レベルの仕事と給料(報酬)を貰うことができます。
この考え方を発展させていくと、仕事の内容によっては、(日本国内だけでなく)世界中の好きなところに住む事が可能になります。
ということはですよ。職業や仕事を選ぶ時に、仕事が持ち運び可能かどうか(Portableかどうか)、というのも実は重要な視点だったりします。仕事選びの段階で、持ち運び可能な仕事を選択しておくと、のちのち融通が利く、ということです。
実際、自由業のような立場の人達で、沖縄や石垣島に住んで、インターネットで仕事をしている、という事例があるそうです。
インターネットが普及する以前は、住む場所と働く場所は、ほぼ一緒でした。でも、今は違いますよね。このギャップに気が付いた人、このギャップをうまく利用している人は、わずかですが得をすることになります。1年あたりの差は小さいかもしれませんが、10年・20年と積み重なっていくと大きな差になって行きます。
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2008年05月08日 02:32