お金と節約についてのコラム
働き手は多いほど良いし、収入源は多いほど良い
私(taku)は、国勢調査の調査員をやっていたことがあります。
国勢調査とは、5年に一回、総務省が市区町村の協力のもとに、全国民を対象に行われるもので、人口動向を調査する、という貴重な調査です。この調査を実際に行う調査員は、市役所の職員ではありません。地域の自治会からの協力者や志願してきた人(素人)が、臨時雇いの調査員として調査しているのです。
私(taku)は、この調査員をやっていました。しかも、2005年・2000年・1995年と3回もやっています(爆)。
かなりの物好きです(苦笑)。
実際の調査では、個人の住宅を、地味に一軒一軒回るわけです。立派な一戸建てから、ぼろアパートまで。泥臭い仕事で、結構大変です。でも、いろいろな人生を見ることができます。
詳細は守秘義務があるため、というか道義的倫理的な責任があるので、もちろんお話できませんが、「人は決して平等ではない、貧富の差は激しい」、ということが判ったりします。
営業マンなら同じようなことを感じているのかもしれませんが、私(taku)は営業の経験がほとんどないので、個別に一軒一軒を回って調査をお願いする、という仕事はなかなか新鮮で多くの気づきがありました。
その時に気がついたことを書きますね。
生まれたときから、両親や先祖が土地を沢山持っているという地主と呼ばれる人がいます
生まれたときから、両親が大きな商売をやっている人がいます。
こうした家庭の人たちは、豊かな生活をしています。(心の中の幸福度は判りませんが)見た感じの裕福度は高いです。玄関に入ると、明らかに(物質的な)豊かさが伝わってきます。。。
玄関が広くて、使われている建材が微妙に良いものが選ばれていたりします。センスも良いです。ご主人の着ているものも違います。
でも、こうした人たちにを羨ましがって、「自分もお金持ちの家庭に生まれさえすれば、、、」などと考えるのは止めましょう(笑)。自分でコントロールできないことをうらやましがっても、しょうがありません。時間の無駄ですからね。自分で変えることができる・コントロールできる部分に着目しましょう。
で、生まれが恵まれている訳ではないのに、お金に困っていなさそうな家族がいます。
どういう家族がわかりますか?
良い会社に勤めている人?
ブブー、ハズレです。
答えはですね、、、、「家族の中で働いている人の割合が多い家族」です。
ちょっと判りにくいですね〜。では、順番に説明しますね。
例えば、給料の高そうな一流企業に世帯主が勤めている家族がいます。子供が3人いる5人家族です。でも、奥さんが専業主婦なので、働いている人は一人だけです。一人の収入で5人の家計を支えているわけです。
例えば、年収900万円だとしても、5人家族なので、均等割りすると一人180万円になってしまいます。しかも、このたった一人の収入が途絶えたら、5人全員が共倒れになります。
一方、夫婦二人に子供2人の家族がいます。共働きで、子供2人のうちの一人はすでに働いています。4人中の3人が働いているわけです。見た感じ、一人一人の収入は恐らくそんなに高くないです。
例えば、一人あたり年収300万円だとしても、3人いれば、300万円×3人で900万円になります。先ほどの5人家族と同じ収入になります。そして3人のうちの誰か一人の収入が途絶えたとしても、残りの二人の収入だけで全く問題なくやっていけるでしょう。
つまり、「一人の高収入」よりも、「たとえ低所得であっても、複数の働き手」のほうが、家計としてゆとりが生まれ、しかも家計の安定度は高い、ということです。
・働き手が多いほうが、いわゆる可処分所得(自由に使えるお金、と言う意味で)が多くなります。
・一人で高給を稼ぐよりも、3人で分散して稼ぐほうが、3人分の基礎控除・給与所得控除が使えるので、税金面でも有利になります。
・何らかのトラブルが起きて働けない人が出た場合でも、稼ぐ人が多いと、家計は破綻しにくくなります。
実際問題として、家族の中で働いている人の収入(給与)を、今よりも増やす、というのは難しいでしょう。少しぐらい出世したとしても昇給金額は大したことないでしょうし、リスクばかり高い転職をする気にもなれない、、、という人も多いかと思います。
ここで発想を転換して、貰っている給料を増やすのではなくて、働き手を増やす、という方向に転換してみてはいかがでしょうか。
もしかして、いきなり「できない理由」を沢山リストアップしていませんか?
「我が家は、○○が○○だから、、、」と。
働き手を増やす、というのは、すぐには難しいかもしれません。家族みんなの考え方・思考パターンを変えなくてはならないから。専業主婦の妻に家事を全部やって貰っている、という生活パターンを変える必要があります。すぐに実現させるというよりも、1年後・2年後を見据えて取り組むことになるでしょう。
子供をニートにさせないように、小さい頃から教育しておくことも重要なことですね♪
大変ですが、それでもやる価値はある、と私(taku)は思っています。
給料の高い会社に入れなかったからと言ってがっかりしないでください。それよりも、給料が安くても家族皆で働けば、一人の高給取りのいる家族よりも豊かな生活を送ることができます。
さらに、この考え方を発展させると、「自分の労働力を提供して給料を貰うという給与収入以外に、複数の収入源がある」ことが理想です。
ちょっと難しい言い方をすると、"Multiple Streams of income"(複数の収入の流れ)がある家庭・家計は強い、と言うことです。
お金の流れ(stream)は多ければ、多いほど良い、ということです。
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2006年09月21日 08:12