ここでは、人生に掛かるお金について、考えてみましょう。

大きなものをまとめると、こんな感じになります。

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生涯賃金
　2億円〜3億円

人生で一番高い買い物である持ち家
　2000万円〜5000万円

人生で2番目に高い買い物である生命保険
　1500万円〜2000万円

人生で3番目に高い買い物である教育費
　子供一人当たり1000〜2000万円

車に掛かる費用
　3000万円

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ぎょっとして、絶句している人も多いと思います(笑)。

でもだいたいは当たっていると思いますよ。
では、解説していきましょうか。

生涯賃金、については、男性で2億円〜3億円になります。
新聞に載っていたりしますよね。出典は、こちらです。

持ち家については、説明不要でしょう。
地域格差が大きく、両親の土地に建てて建物1000万円代で建つ人もいれば、首都圏で5000万円くらい掛かる人もいるはずです。

生命保険については、生涯支払額のデータは見当たらなかったのですが、世帯平均で年間53万円という数字に、30〜40年を掛けた値になります。
1500万円という数字は、実情とそんなに離れていないと思います。

教育費については、いろいろな統計や資料があるのですが、子供一人当たりでだいたい1000万円〜2000万円になっているようです。

車に掛かる費用というのは、まとまった資料がありません。あまり指摘する人も少ないです。

でも私の経験上、1台車を持っていると、車のローンを抜きにした維持費が、だいたい年間平均で50万円以上は掛かると思います。ガソリン代、高速代、駐車場代、保険代、税金代、車検関係費、車の小物やパーツ代などなど。40年間乗り続けたら、2000万円以上になりますね。

さらに、本体である車購入費がかかります。5年毎に150万円の車に乗ったとしても、40年間乗ったら、1200万円になります。

車を所有することによるコストを全て計算してみると、生涯において車に乗れる期間は40年以上あるでしょうから、3000万円くらいになると思いませんか？

こんな話をすると、すっかり具合が悪くなってくる人も多いと思います。まあそう言わずについて来て下さい。このホームページのこんなところまで読んでいるということは、そうとう勉強熱心な人でしょうからね♪

生涯賃金が2億円以上、というのは、過去の話になりつつあります。年収300万円世代にとっては、年収300万円×40年＝1億2000万円くらいが現実的な数字でしょう。

自宅を買って、車を持ち、子供を良い学校に通わせる、と言うのは過去の成功パターンである、というのが、私takuの持論です。

年収300万円世代には、どう考えたって実現不可能でしょう。

支出の部分を計算すると、子供がいる場合には1億円は軽く超えるでしょう。これじゃあ、生活していけません。生活費や遊びの費用は別にかかりますから。

・収入を増やして、支出を減らす方法を考えなくてはいけない。

・自分の中で優先順位を決めて、捨てるべきものを決める。

ということが、大事になってきます。

どういう対策をすることによって、人生を豊かに生きていくのか、という点についてはこれを読んでいる皆さん自身に考えて頂くことになります。ちょっと無責任な言い方ですが、自分の人生は自分で決めるということですね。

で、私takuが実践していることを紹介しておきます。

・生命保険の見直し
　→1500万円以上かかる保険料を150万円程度に圧縮しました。

・車を持たない
　→3000万円の節約！

・自宅は最低限に
　→家は買いません。コストをできるだけ抑えるように
　　気を付けています。

・共働き
　妻が年収200万円で30年間働くと、6000万円になります。

そして、こうして節約したお金を使って、家族で海外旅行に行く、ということを楽しみにしています。

このテーマは、奥深いです。

人生で大事なものは何なのか？　幸せとは？　豊かさとは？　ということにも繋がっていきます。

何か感じるものがあると、嬉しいです。