お金と節約についてのコラム
タバコとお金の関係-1
今日はちょっと視点を変えて、タバコとお金の関係を考えて見ましょう。
まずはお約束ですが、タバコを吸い続けると、いったい幾らのお金を払い続けることになるか、計算してみましょう。
つまり、タバコの総支払額を計算してみよう、と言うことです。(生命保険見直しのアプローチと同じですね、笑)
タバコも最近値上げしたようですが、平均して1日500円使うと想定します。一箱320円のタバコなら、1日に1箱全部と1箱の半分を吸う、というケースです。喫煙者なら平均的ペースだと思います。
そして、20歳から吸い始めて、平均年齢の80歳まで60年間吸い続けたとしましょう。
1年間の支出額は、500円×365日=182,500円
一生涯(60年間)の支出額は、182,500円×60年=10,950,000円
→一生涯(60年間)で約1000万円の支出になります。
ここで、『人生で掛かるお金について考えてみる』を読み直してください。
・平均的サラリーマンなら、生涯賃金(2〜3億円)の3〜5パーセントになります。
・子供一人分の教育費に該当します。
一日あたりの支出は500円ですが、一度吸い始めると、その中毒性から死ぬまで止められない人が多いようです。1日あたりでは大した金額では無い、と思っていても、実は総支払額で考えると、かなり高額な金額になります。
なんだか生命保険みたいですね。毎月1万円程度と高を括っていたら、実は総支払額が1000万円以上だった、という点が、そっくりです。
失礼ながら、あなたが最近増えている年収300万円世代だったとしましょう。その場合には生涯賃金は、1億2千万円くらいになります。そうすると、生涯賃金に占めるタバコ代は8パーセント以上になります。
こうした数字を見て、どうお考えでしょうか?
私には、こんな不利な数字を見ても、吸い続ける喫煙者の気持ちがサッパリ分かりません。。。
「禁煙セラピー」と言う本が、禁煙成功に良い結果を出しているようです。私も2冊ほど読みましたが、いくつかパリエーションがあるようです。参考になさってください。
『タバコとお金の関係-2』に続きます。
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2006年09月03日 22:34