お金と節約についてのコラム
ラチェット効果に気をつけて!
収入が増えて贅沢な生活に慣れてしまうと、その後に収入が減少しても、元の生活レベルに落とすことができない、という現象をラチェット効果と言います。
収入が上がったら、支出も自然に増えていき、生活レベルが高くなります。これは良くある話ですね。学生時代や若い頃は、貧乏な生活でも問題なかったですよね。20歳くらいで、家賃込みで10万円くらいでやり繰りしている、なんて経験のある人も多いでしょう。私(taku)にもそういう時代がありました。
ところが、年を経るに従って収入が増えてきます。そうなると、もう以前の貧乏な生活を忘れてしまいます。かつてのように10万円で生活するなんてもう不可能に思えてきます。
ところがその後に何か状況が変化して、収入がへってしまうことは良くあります。
現代社会で言えば、リストラに会い職を失った、会社の業績が悪くてボーナスゼロ、離婚して収入源を断たれた、など、いろいろ考えられますよね。
ラチェット効果とは、そうした時に、収入減少に合わせて生活レベルを下げることができないことを言います。
一言で言えば、一度上げた生活レベルを下げるのは難しい、ということです。これは実に深い教えです。
生活レベルを上げる時は、よーく考えましょう。転職して収入アップしたので、家賃の高いところに引越ししたり、高額の住宅ローンを組んでしまったり、高い車を買ってしまったり、、。
あとになって収入が下がったとしても、後戻りするのは大変です。
見方によっては、日本全体がラチェット効果の罠にはまっていた、とも言えます。バブルにより、贅沢な生活に慣れ親しみ、お金を使いまくっていたのに、ある日突然にバブルが崩壊したのに、生活レベルを下げることができない。。。。
こうした話から、我々が得られる教訓は何でしょうか?
・生活レベルは、収入よりも(可能な限り)低めに。
・収入に応じた生活レベルは、決して目指さない。
・給料が増えたからと言って、安易に贅沢な生活はしない。
年収500万円以内の普通のサラリーマンから見ると、年収1000万円超のサラリーマンというと、なんだかすごいエリートサラリーマンで、住んでいるところ・持っているもの・食べているものなどが、とても良いもののように見えたりします。
でも、良く話を聞いてみると、実は大した事無かったりします。お金なんて、ちょっとの贅沢を積み重ねていくだけで、簡単に無くなっていきます。
ところが、そのちょっとの贅沢を止めるのはとても大変だったりします。
収入の多い人ほど、この罠にハマり易い、です。
ロバートキヨサキ氏のキャッシュフローゲームをやった経験のある人なら実感できるでしょう。パイロットや医者で、ラットレース抜けするのはかなり大変ですからね。収入も多いけど支出もとんでもなく多いですからね(判る人だけにわかるネタで、すみません、、、)。
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2008年02月03日 15:52