相談集-4

[相談](Hiiさん-その1)外資系の保険会社って信用できますか?



年齢/性別から複数の保険を簡単比較できます! 私(taku)のオススメです。

保険料シミュレーション START!

takuさん、はじめまして。O県に住むHiiと申します。私は夫、小2の娘との3人家族です。夫はN生命、私はT生命と結婚前のまま、保険料を現在まで支払い続けています。それはなんとかぎりぎり支払える金額だったということとめんどくさかったというのが大きな理由です。

一度検討したことがあるのですが真剣に読めば読むほど必要最低限がわからなくなっていったので途中で放り出してしまったのです。で、最近私の更新の日付が刻々と近づいていることあり、これではいけないと夫の加入しているN生命に連絡してみましたが、今より支払額が増える結果に。色々お話してみましたが、話がうまいこともあって丸め込まれそう。

夫が現在39歳(私は1つ下)ということもあり今契約するのと40代になってから契約するのとではだいぶ違ってくるので早めに更新した方が良いとか・・・。ちょっとだけ冷静になって考えてみると私たちにうまく合わせてるようにみせて保険会社としては夫の保険だけは死守したい・・・という姿勢が見える様な。

そんなこんなで悩んでしまって検索してるとtakuさんのHPにたどり着きました。書かれていることがどれも納得いくばかりでした。余計にこのままN生命のいうとおり契約していいのかますます悩んでます。DIY生命でシミュレーションしてみるとN生命と同じようなプランでかなりお安いし。心引かれる。今の夫がN生命に払ってる金額でお支払いできるし。

ただ、何故か夫が外資系の保険会社を毛嫌いしてるので某CMをやっているような保険会社はどうなのかな? 私もよく解かってないので夫に何も言えません。

N生命で今薦められているのは
*保険料払い込み免除特約
*死亡高度障害時 4000万
*3大疾病 500万
*病気による身体障害 200万
*要介護状態 1000万
*入院時
 1日目から日額5000円
 特定疾病 日額10000円
 所定のがん 日額15000円
で、月額22,679円です。

私のは3月更新なので年明けぐらいに見直したらということでした。DIY生命だと、同じようなプランを夫婦で入るとしても18,007円だったし。

あと、こちらからN生命に連絡してしまったので、逃げられるか?という面と、DIY生命自体の信頼性はどうなのかな?

長々と書いてすいません。N生命のプランについてのtakuさんの忌憚なき意見を聞かせていただければと思います。よろしくお願いいたします。


Hiiさん

「生命保険の見直し・比較徹底研究!」を運営しておりますtakuです。メール有難うございます。


いくつか論点がありますね。順番にみていきましょう。

(1). 薦められているN生命の保険について

> N生命で今薦められているのは
> *保険料払い込み免除特約
> *死亡高度障害時 4000万
> *3大疾病 500万
> *病気による身体障害 200万
> *要介護状態 1000万
> *入院時
>  1日目から日額5000円
>  特定疾病 日額10000円
>  所定のがん 日額15000円
> で、月額22,679円です。

とのことですが、これを見る限りでは、全て特約のように見えます。。。

ご相談者であるHiiさんは専業主婦で、ご主人はサラリーマン、という前提でよろしかったでしょうか。

薦められている保険に加入したとして、死亡時にいくら貰えるのかはご理解されていますでしょうか。正直、上記の特約は保険のおまけなので、保険を検討する上での優先順位は低いと思われます。(判断の材料にはしないほうが良い)

幕の内弁当的な感じで、「この保険に入れば全ての心配事が含まれていますので安心です」というトークなのでしょうが一番大事なのは、死亡時にいくら貰えるのか? ということです。

「おまけ」に惑わされないように、ということですね(笑)。

私のWebサイトのトップに載っている
http://1hoken.net/

「生命保険についての4つの大切な質問」について考えてみてください。

また、私(taku)は、医療保険不要論を唱えています。
医療保険不要論

と言うこともあり、上記の特約については、必要性が感じられません。。。


(2). 早く契約したほうが良い?

> 夫が現在39歳(私は1つ下)ということもあり今契約するのと
> 40代になってから契約するのとではだいぶ違ってくるので早めに
> 更新した方が良いとか

これは、正直「あんまりな勧誘」だと思います。

支払う保険料は年齢が上がる毎に、もちろん上昇していきます。でも30台と40台で急に変わるわけではありません。年齢が1歳上がる毎に少しずつ上昇していくのは確かですが、毎年の上昇金額自体は少しずつです。ですから、焦って入る必要は全くありません。既にある保険に入ることを確実に決めている人が、たまたま誕生日がすぐだからその直前に入る、というのはあり得るとは思います。

一方で、一般に必要保障額は年齢が上がると減少していきます。細かい話ですが、39歳の時の必要保障額が2000万円だとしたら40歳の時の必要保障額は1900万円だったりします。その意味では、生命保険加入は遅ければ遅いほど良い、わけです。


少々ややこしい話ですが、結論としては、「時期に惑わされずに必要な時に必要な保険に入れば良い」のです。


(3). Hiiさんご本人の保険について

専業主婦であるHiiさんご本人の保険について、ですがこちらについては、何度か書いていますので下記のページをご覧ください。

専業主婦の必要保障額はどう考える?
生命保険の必要性についての禁断の話題

「貰えたらラッキー!」という宝くじ的発想を捨ててご自身に万が一のことがあった場合にご家族全体の収入として減るのかどうか、という視点で考えてみてください。(現時点で収入がゼロなら、亡くなった場合でもゼロのまま、です)


(4). DIY生命の信頼性

いろいろな考え方がある、と思います。

「何故か夫が外資系の保険会社を毛嫌いしてるので」

なるほど、そういう考え方もある、かもしれません。

これは感情的なものですので、どうしたら良いのか、私(taku)にはわかりません。理屈ではなく感情的に嫌い、ということでしょうから「違うんです」と説得したところで、納得するものではない、と思いますし。


なお、この会社は外資系ではありません。昭和19年から営業している安田火災海上保険を母体とする損害保険ジャパンの子会社です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/損害保険ジャパン
http://diy.co.jp/company/outline.html

損害保険ジャパンは、損害保険の会社
DIY生命は、生命保険の会社

日本の伝統的な保険会社であるN生命と比較すると信頼性は落ちるような気がするかもしれませんね。


ただ、そういう考え方をする方が今でも多いから、数十年前から営業している保険会社が、今でも立派にやっていけるのだと思います。

保険は「安心を得るためのもの」です。契約される方が納得して安心感を感じられないのであれば、意味がありません。安心感を感じられる会社を探して、そこの保険に入れば良い、ということになります。


以上、ご参考になれば幸いです。

Hiiさんご家族が、ご自身にあった保険に入れますように願っています。

taku



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2009年12月03日 00:39