O県在住のShです。お世話になります。定年を迎えた父の保険見直しを検討しています。私自身は妻と１歳の息子の３人暮らしで、父は１人暮らしで別居しています。

現在、父は月々２万５千円程度の生命保険に加入しており、死亡保障が２０００万円のものです。

これから年金暮らしをする父の負担を最低限にしたいと考えています。年金暮らしの一人暮らしとなれば、家賃の支払いと食費だけでもかなりのものになりますし、早々の見直しが必要と考えています。

ただ、父はヘビースモーカーで家系もがん家系にあるので、がんや長期の病気入院などが心配です。私たちの収入で父の面倒を見ることはできないので、もしもの時に備えた最低限の保険を検討しています。

共済保険やA社などの保険会社を検討していますが、どれがベストなのかわからず、迷っています。

ぜひ、アドバイス頂けましたら幸いです。

※私は会社が加入している団体保険に加入していますが、takuさんのHPを見て、次回の更新ではtakuさんの保険内容を参考に加入見直しをしたいと思います＾＾

Shさん

「生命保険の見直し・比較徹底研究！」を運営しておりますtakuです。メール有難うございます。

諸事情により返信が大変遅くなってしまいました。ご心配をお掛けした事をお詫び申し上げます。

さて、本題です。一緒にお住まいでないお父さまの保険を心配されているなんて、うらやましいご家族ですね。

> 現在、父は月々２万５千円程度の生命保険に加入してお
> り、死亡保障が２０００万円のものです。

お父さまの収入をあてにしている方は、いない、ということで宜しかったでしょうか。となりますと、死亡保障はほとんど要りません。ゼロでも良いくらいです。

60歳以降くらいになりますと、生命保険の支払保険料はかなりの金額になってしまいます。つまり、家計を大幅に圧迫することになります。本当に必要な保険なら、それでも入ったほうが良いのですが、年金暮らしの方でしたら、必要性はかなり低いです。

次に、(死亡保障以外の)医療保障関係について、考えてみます。

今から入れる医療保険(又はガン保険)は、支払金額が高い割りに受け取れる金額が寂しいものになっています。

貯蓄が十分にあるのであれば、健康に努めて、医療保険にあえて入らない、ことが一番のオススメです。

もし、貯蓄が薄いのであれば、共済は如何でしょうか。支払金額も数千円程度と低く、家計を圧迫することはない、です。高齢者向けの共済は保障もオマケみたいな金額で正直しょぼい内容ですけど、それでも(保険に入っている、ということで)心理的に安心できる、と言う人も多いようです。

ご参考になりましたでしょうか。

Shさんご家族が、ご自身にあった保険に入れますように願っています。

taku