相談集-4

[相談](Skさん-その1)保険貧乏ですが持病があるので悩んでいます



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K県の40代前半の男性でSkと申します。

こんにちは。保険の見直しを考えており、ネットを検索しているうちにこちらのサイトにたどり着きました。御自身の経験を基に、とても分かりやすくまとめてあり、生保見直しを考えている人たちにとって、大変ありがたいサイトだと思います。

さて、お忙しいところ恐縮ですが、ご意見をいただけると大変助かります。独立系FPにも予約を入れてあるのですが、もともと我が家の保険を見てくれている人も独立系であり、しかしながらどうしても高額の保険を契約させられた気がして、疑心暗鬼になってしまっているのです。

我が家は零細個人事業主です。現在40代前半。子供が生まれた10年前に保険に加入しました。その時はS生命の方に言われるがまま「なるべく安く」入れるものということで、掛け捨ての医療保障月払い5千円(25年の定期保障で日額1万円)、死亡時の収入保障年払い2.9万円(月額5万円、払込期間25年)、逓減型の死亡保障月額3700円(現在加入から10年で補償額は1500万。最終的に750万まで減額され、53歳まで保障)に加入。その後、2002年に学資保険月払い2万円を追加しました。

また、2006年に新たな営業マンが現れ(S生命系ですが一応独立系)、終身の医療保険が必要だと力説され追加、月払い3500円で補償が日額5000円のものを契約しました。この時さらに積立利率変動型終身保険にも加入し、こちらは貯金代わりと思って(しかし当サイトを読んで深く反省しました)月額1.3万円払っております(死亡時500万円、65歳払込、終身保障)。これだけでも十分アホですのに、やはり自営業の心もとなさから2008年に掛け捨ての平準定期月額8800円にも加入してしまいました(メインの死亡保障が逓減型のため、補償額を増やしたかった)。こちらは死亡時1500万円で60歳まで保障です。言わずと知れた保険貧乏です。

ただいま一斉見直し、整理を考えていますが、2002年にxxxと診断され、以来、薬を飲み続けています。隔月で定期的に経過観察の診療を受けているため、告知で引っかかり、安価な通販系の生命保険は利用できません。現在、年額70万近くを保険会社に吸い取られ、貯蓄どころか国民年金の払いにも事欠く始末です。保険貧乏の典型的、というか、うちほどのまぬけはちょっといないのではないかと思いますが、

なにとぞご助言いただければと思います。まずはなにから切るべきか、平準定期か、学資か、それとも利率変動型終身か。アドバイスを心の底よりお待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします。



Skさん


「生命保険の見直し・比較徹底研究!」を運営しておりますtakuです。メール有難うございます。

なかなか深刻なご相談ですね。



(1). 入っている保険リスト

まずは今入っている保険を一覧にしてみましょう。


a). 掛け捨ての医療保障月払い5千円
(25年の定期保障で日額1万円)

b). 死亡時の収入保障年払い2.9万円
(月額5万円、払込期間25年)

c). 逓減型の死亡保障月額3700円
(現在加入から10年で補償額は1500万。最終的に750万まで減額され、53歳まで保障)

d). 学資保険月払い2万円

e). 終身の医療保険
月払い3575円で補償が日額5000円

f). 積立利率変動型終身保険(貯金代わりと思って)
月額1.3万円(死亡時500万円、65歳払込、終身保障)

g). 掛け捨ての平準定期月額8800円
死亡時1500万円で60歳まで保障
(メインの死亡保障が逓減型のため、補償額を増やしたかった)



(2). Skさんの状況

> 2002年にxxxxと診断され、以来、薬を飲み続けています。
> 隔月で定期的に経過観察の診療を受けているため、告知で
> 引っかかり、安価な通販系の生命保険は利用できません。
> 貯蓄どころか国民年金の払いにも事欠く始末です。

10歳くらいのお子さんがいらして、40代前半男性の方ですね。



(3). どう考えるか?

いや〜、見事な保険貧乏ですね。
新規の保険に入るのが難しい、とのことですので今ある保険をいくつか削る、ということになります。

考え方として、最終的に必要な保険(保障)は死亡保障と医療保険、だと思います。現在の状況を見ると、かなり重複していますよね。

今は、死亡保障系の保険がb),c),d),f),g)と5つ!!

医療保険系の保険がa),e)

年間保険料が70万円になるのに、国民年金の支払いに事欠くというのはかなり危機的状況だと思います。正直、保険による将来の心配をするよりも、現在の家計建て直しのほうがはるかに重要です。

将来の安定性よりも、現在の家計改善のほうが優先順位は高い、と思います。保険については、最低限で良いのではと思います。



(4). 死亡保障系の保険をどうするか?

前述のとおり、b),c),d),f),g)と5つ入っているとのこと。

ずばり、これは一つにする、というのは如何でしょうか。

お子さんが10歳、ということは成人するまであと10年です。奥様が働いているか、貯金がどのくらいあるのかによって結論が変わってきますが、少なめに見積もれば死亡保障は1500万円〜2000万円あれば良いと思いますが如何でしょうか。

> g). 掛け捨ての平準定期月額8800円
> 死亡時1500万円で60歳まで保障

たとえば、この保険一本にするのは如何でしょうか。

学資保険などの貯蓄性のある保険については、解約返戻金として手元にまとまったお金が入ってきます。学資保険は2002年に加入されたそうですから、すでに8年くらい払っていることになります。解約返戻金は150万円近くにはなります。また年間50万円以上の保険料が浮きます。これらのお金を貯蓄すればお子さんが大学入学の頃には500万円は貯まっているはず、です。(間違っても、車の買い替えや贅沢品に使わないでくださいね)

また、死亡保障1500万円があれば、十分ではなくても奥様が生活を建て直す程度の余裕はある、と思います。



(5). 医療保険系の保険をどうするか?

前述のとおり、a), e)の二つの保険に入っているとのこと。

少々悩むところですが、

> a). 掛け捨ての医療保障月払い4,980円
> (25年の定期保障で日額1万円)

これ一本にする、というのはいかがでしょうか。

少なくともa)とe)の二つに入るのは、Skさんの状況を考えると、無駄だと思います。



上記のとおり、一つずつに絞れば、毎月の家計はかなり楽になる、はずです。浮いたお金は確実に貯金してプールしておけば、将来の不安にも対処できるようになります。

大胆な提案でしたが、ご参考になりましたでしょうか。



> さて、お忙しいところ恐縮ですが、ご意見をいただける
> と大変助かります。独立系FPにも予約を入れてあるので
> すが

Skさんのようなご相談ですと、新規の保険契約を期待できないため、無料相談ですと、真剣に対応するのが難しいように思います。大変失礼ながら、ただ働きになるのが見えていますから。有料相談を検討されてみるのも良いかもしれません。

以上、ご参考になれば幸いです。

taku




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2010年08月15日 21:49