はじめまして。北海道のSgです。

この度、きっかけがあって生命保険の見直しをする機会がありました。その時に、ホームページを拝見させて頂きました。

ちょっと気になったことがあります。

終身保険って言うのがありますが、節約する上で必要ないのではと考えるようになりました。

管理人takuさんのページを拝見するようになってからです。

よろしければ、takuさんのご意見を聞きたいと思います。

もう、一つですが現在独身です。
あと、４〜５年は結婚しない予定ですが、結婚する場合も想定し、保険の選択を考えた方がよろしいですか。

管理人takuさんのような、Ｏ社の生命保険だと長期なので…

恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

Sgさん

「生命保険の見直し・比較徹底研究！」を運営しておりますtakuです。メール有難うございます。

> 終身保険って言うのがありますが、節約する上で必要
> ないのではと考えるようになりました。

まず、終身保険についての私(taku)の考え方についてはこちらをご覧ください。
『定期保険よりも、終身保険のほうがお得なの？』

Sgさんのご質問にある「節約する上で必要ないのでは」という言葉のニュアンスがちょっとわかりませんが、終身保険の「保険としての必要性」が私(taku)にはそもそも良く分かりませんし、低金利の今の時代に終身保険に入る金銭的なメリットが思いつきません。ですので、私(taku)は終身保険を現時点では不要だと思っています。

> もう、一つですが現在独身です。
> あと、４〜５年は結婚しない予定ですが、結婚する場
> 合も想定し、保険の選択を考えた方がよろしいですか。

次は、保険に入る時期について、ですね。

独身だったら、一般的には高額の生命保険は不要でしょう。どなたかに仕送りをしていて、Sgさんの収入をあてにして暮らしている人がいらっしゃるのなら、必要です。でもご自分の収入を自分だけで使っているなら、Sgさんに万が一のことがあっても、(経済的には)誰も困りません。どうでしょうか？

結婚したとしても、今の時代、女性が無職だったり結婚退職する、というケースは少ないです。結婚相手が働いている場合には、Sgさんに万が一のことがあっても、だれも困りません。

判断基準は、「自分の収入をあてにしている人がいるか？　自分に万が一のことがあった時に、経済的に困る人がいるか？」というところです。

もし、Noなら、最低限の保険(300〜500万円)に入れば十分でしょう。O社の定期保険でも良いですし、共済でも良いと思います。

ただ、お子さんが産まれた場合は、明らかに状況が変わってきます。子供はたいていの場合、その父親の収入を主にあてにしています。万が一のことがあったら、すぐに困るケースが多いです。教育費・養育費というのは、一般にはかなり高額ですから(一説には、子供一人を育てるのに3000万円、とか)、これは保険で万が一のことに備える必要があります。保険の存在価値が出てくる場面ですね。

私の場合は、というと、こちらのページで書いているとおり

『管理人takuが入っている生命保険』
> ４年前に妻が妊娠して出産がほぼ確実になったタイミング
>(妊娠３ヶ月目くらい)で、新たにこの保険に入りました。

> 子供が生まれた瞬間というのが、一番必要保障額が高くなります。

まあ、ちょっとマニアックというか変ですよね〜(笑)。ここまでやる人は少ないかな、と思います。でもきちんと理屈で考えると、同じ結論になると思いますよ。

> 管理人takuさんのような、Ｏ社の生命保険だと長期なので…

たとえば、O社で500万円の保険に入っておき、のちのち増額したり追加で2000万円の保険に入ったり、することができます。また、そもそも生命保険は複数入ることができます。

また、こちらのページで紹介しているD社の保険はどうでしょうか。

『生命保険に悩む人が最後に選ぶ保険とは？』

ライフプランに応じて、必要保障額に応じて、毎年保険金を変えていく、というコンセプトの保険です。これなら独身時代は低額にしておき、結婚してから増額変更する、ということが可能です。

思いつくままに書いてみましたが、これで、回答になっていますでしょうか。また、何かありましたらお気軽にご連絡ください。

Sgさんが、ご自身にあった保険に入れますように願っています。

taku