相談集-3
[相談](Kaさん-その1)公務員で家族に病歴があり悩んでいます

【質問】
はじめまして、こんばんわ。M県在住の女性Kaと申します。 保険の見直し(というより新たに加入)を検討していたところ、このサイトにたどり着きました。3日がかりでやっとほとんどのページを読むことができました。 すごく勉強になりました。特に「医療保険不用論」など興味深く読ませていただきました。
今回、パートナーの保険がほとんどなかったのと、自分の昔から入っていた簡保の養老保険が切れてしまったのとで、新たな加入を考えています。安い掛け捨てで充分。と思っていたのですが、パートナーは喘息をもっているため、県民共済や生協の保険などは、通院暦でひっかかり加入できません。
そしたら終身医療保険と終身生命保険と家族収入保険の3本立ての提案書を作ってきて、加入できるかどうかは、審査をしてみないと分からないから、まずは詳しい告知事項記入して申込書を書いてくれと言われました。 営業さんの言い分としては、もし医療だけで審査をして、後から生命保険なども追加したいと言ったときに、審査のやり直しになってしまうから、最初にこの3本で審査をしてもらったほうがいい。とのことでした。 私は、その日に申し込みまでいくなんて思ってなかったので、まだそちらの会社に入ると決めたわけではないし、他のところも見比べてみたい。そんな申込書を書いてやっぱり入れませんとなんて出来るんですか? と聞くと、審査でもし条件がついたらその条件を飲むかどうかの選択ができるし、もし無条件だったとしても、まだ保険料を支払っていないので、払い込みをしなければ契約自体が不履行になるので、大丈夫だ。ということでした。 最初の提案書では月額払い込み保険料が16,000円にもなってしまったので、給付額を少なくしてもらったり、払い込み期間を長くしたりして10,000円ちょいくらいにしてもらい、申込書を書きました。
3つとも月にして1,000円以上安かったです。びっくりしました。やっぱり比べてみないとダメなんだなあ。と思いました。 というよりそもそも夫にそんな高額な保険は必要ないのではないかと思い始め、もう一度必要保補償額の計算からやってみないといけないなと思いました。
何かしらアドバイスをいただけるとうれしいです。またメールしてみたいと思います。 |
【takuの回答】
Kaさん 「生命保険の見直し・比較徹底研究!」を運営しておりますtakuです。メール有難うございます。
さて、ご相談を読む限りでは、お一人でご家族4人を養っていると言う事ですね。。。しかもお子さんが3人。それはそれで大変そうですね。我が家は子供一人でもアップアップ(苦笑)なので、お子さん3人というと尊敬してしまいます。 では、順番に考えていきましょう。
まずアプローチとして、そもそもどんな保険が必要か?必要保障額は幾らか? ということを考えられたほうが良いと思います。 「専業主夫のパートナー」と言う事は働いていらっしゃらない、ようですので、典型的な家庭における専業主婦と同じ、ということになります。 となると、死亡保障2000万円、なんて不要です。個人的には、 a). 数百万円の死亡保障とオマケの医療保険が付いている県民共済のようなセットになっている商品に入る b). O生命かD生命で最低限(数百万円)の定期保険に入る どちらかになる、と思います。
ただ、通院歴があり、一般の保険に入るのが難しいのであればO生命やD生命は厳しいと思います。 O生命--->『管理人takuが入っている生命保険』 D生命--->『生命保険に悩む人が最後に選ぶ保険とは?』 通販タイプの保険は、営業コストを抑えているので「部位不担保」や「増額での引き受け」はやってくれないでしょう。複数の保険会社を扱っている保険代理店(FP)に相談してどこが引き受けてくれそうか、相談して申し込むと良いと思います。 ちなみに、保険代理店では扱ってくれないでしょうけど郵便局の簡易保険も一応確認しておいたほうが良いです。 密かに保険金支払時のチェックが最もゆるいと言われています。
Kaさんのご家族の状態をお聞きする限りではご本人の保険が一番重要です。Kaさんに万が一のことがあったら大変なことになります。 ただ、地方公務員ですから、少々の病気くらいなら大丈夫です。 このページでも触れていますが 公務員関係の病気への対応はうらやましい限りです。 死亡保障をばっちりつけましょう。逆に言えば、それ以外の必要性は低いです。下のお子さんが2歳とのことですので、15年〜20年程度の定期保険(2000万円〜3500万円)に入ることをオススメします。
そういうことは十分ありうるでしょうね。人間の心理として、いったん申し込みをしてしまえばその後に解約するのはちょっとハードルが高くなります。ですから、「いつでもキャンセルできますよ」と言っておいて話を進める、というのはうまいやり方だと思います。
一般論として、きちんとコンサルティングのできる営業のいる保険会社は保険料が高く、営業担当がおらずに通販やインターネットのみの会社は保険料が安い、傾向にあります。 また、営業の立場で考えてみると、自宅に提案書を持って行ったのに、毎月4,000円の保険しか契約してくれない、では手間と収入が見合わないと思います。ですから、そうした営業をする会社ですと、毎月1万円以上はする保険を薦めてくると思います。 これは、営業の仕組み上どうしようもないです。保険料を節約したいなら、自宅に営業に来る様なタイプの会社とは付き合わないほうが良いかもしれません。。。 無理やり押し切れば、安い保険も用意してくれると思いますがそれだとwin-winの関係では無く、営業の人が可哀想です。
以上、ご参考になりましたでしょうか。 何かありましたら、またご連絡ください。 taku |
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保険について悩んでいる人へ
あれこれ悩んで結局何もできないままでいる人はいませんか?
(a). そういう人は、まず検討している保険の資料請求をしてみてはどうでしょうか。
「資料請求」という行動に一歩踏み出して、自分の手元に資料が届くことで、悩み解決に一歩近づけるかもしれませんよ。
インターネットには、保険のジャンル別に細かく比較して資料請求できる、と言う便利なサイトがあります。営業マンの勧誘なしに、自宅まで無料で資料を送ってくれるのですから、行動しない(=資料請求しない)理由がありませんよね。
『生命保険比較の保険市場』←こちらから無料資料請求できます
(b). 自分一人で悩んでいるだけで無く、「保険のプロに相談する」という手もあります。あのソフトバンクグループが無料保険相談を始めたそうです。保険を専門とする中立な立場のファイナンシャルプランナーが、保険に関する不安や疑問を無料相談してくれます。
『【無料】保険相談は「あなたのFP」! 生命保険保険見直し
2つとも無料なので、いつまで提供されるか判りません。ピンと来た人は今のうちに利用しておいたほうが良いでしょう。
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2008年11月09日 01:03