相談集-3

[相談](Yoさん-その2)最近見直しをして、介護特約を付けてしまいました



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【質問】

takuさん、こんばんは。早速のお返事ありがとうございます。

1歳の子供がいるので、なかなかPCに向かう時間がなくて、返信が遅くなってしまいました。

takuさんのおっしゃるようにtakuさんのご意見を参考にさせていただき、主人と相談して私たちに合った保険にしたいと思っています。

まずは、我が家の家族構成ですが
私満33才、職業は専業主婦、
夫満33才、職業は公務員、
子供1歳です。

続いて今入っている保険の契約内容です。保険証券の内容を転記します。

まずは、私の保険(N生命)の契約内容です。
保険料は月額14,888円です。

(主契約)終身保険  保険金額100万円 保険期間終身 払込期間30年

(特約)保険期間、払込期間はともに15年
定期保険特約 保険金額1000万円
3大疾病保障定期保険特約 保険金額300万円
疾病障害保障定期保険特約 保険金額100万円
介護保障定期保険特約    保険金額500万円
(↑今回はこの特約を追加しました)
<以下、詳細すぎるので省略>

私が少し保険について調べた上での率直な感想は、現在の私の年齢にしては無駄な特約が多すぎると思いました。今回追加した介護保障ですが、今の私がそういう状態になることは限りなくゼロに近いと思います。

また、15年後の更新時期が子供の教育費がかかり始める時期にあたるのも不安です。

なぜ見直しをしたかと言うと、契約内容の確認ということで、最寄の営業部の外交員が来て、現在の契約内容と提案書を持って自宅に現れたのです。「もし、あなたが寝たきりになったら、ご主人もお子様も困りますよ。」と、子供の前で言われて不安になってしまい見直しをしてしまったのです。軽率でした・・・。


次に主人の契約内容(M生命)です。
保険料は月額11,552円です。

(主契約)死亡保険金 100万円 保険期間 終身

(特約)保険期間 15年
介護保障定期特約 3200万円
<以下、詳細すぎるので省略>

主人の場合は死亡保障が少なすぎです。考えただけで恐ろしくなってしまいました。あと、私と同様に無駄な特約が多すぎると思いました。ただ、主人の場合、がん家系なのでがんに対する保障は付けておきたいようです。


私なりの考えですが、二人とも今の保険を見直すというよりは、解約して、新しい保険に加入し直した方が言いように思います。takuさんのお考えを聞かせてください。

なお、契約内容等分りづらいところありましたら連絡ください。長くなって申し訳ありませんが、よろしくお願いします。


【takuの回答】


Yoさま

「生命保険の見直し・比較徹底研究!」を運営しておりますtakuです。メール有難うございます。


頂きましたご質問の件、では、順番に考えてみましょう♪

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(1). Yoさんご本人の保険について

ベースとなっているのは、100万円の終身保険。定期保険として1000万円。

さらに特約として、介護保険(介護状態になったときのため)や医療保険(入院したときのため)がついている、と言う構成になっています。(いわゆる定期付終身、というタイプです)

更新が15年後にある、そうですが、更新後の保険料はご存知でしょうか。(おそらく、提案書に書いてあると思います)

まず、更新がないと想定して月額15,000円として計算すると
15年間で計算すると、15,000円×12ヶ月×15年=270万円
30年間で計算すると、15,000円×12ヶ月×30年=540万円

30年間で、利息ゼロとして考えても540万円を保険会社に支払って30年経つ頃には、残っているのは100万円の終身保険だけになります。

つまり、540万円払い込んで受け取れるのは100万円!

利息ゼロで計算すると540万円ですが、もし、3パーセントの金利が付く金融商品に毎月同じ金額を積み立てていたとすると30年後には870万円になります。


Yoさんが受け取れる100万円との差額は、保険会社のものとなります。もちろん、保険ですから30年間に万が一(病気や介護状態を含む)のことがあったら、保険金として保障されることになります。

でも、そのリスクはどのくらい大きいでしょうか?


私(taku)はリスクを過大評価しすぎていると思います。

専業主婦でしたら、毎月の保険料3000円程度の最低限の保険に入り、残りの12,000円は(子供の教育や老後のために)積み立て貯金にされることをオススメします。


> 「もし、あなたが寝たきりになったら、ご主人もお子様も困りますよ。」と、
> 子供の前で言われて不安になってしまい見直しをしてしまったのです。

これ自体は間違っていないですよね〜。でも、Yoさんのお知り合いでお子さんが小さい(20歳以下)頃に(60歳以下ですね)寝たきりになっている方がいますでしょうか。統計的にかなり少ないと思います。

私(taku)もYoさんと同じくらいの年齢ですが、最近は結婚のお知らせよりも、離婚(したらしいという噂)のほうが多くないですか?

離婚した場合の経済リスクは保険ではカバーできません(笑)。

子供のいる女性の場合には、こちらのほうが深刻な危機(リスク)だと思います。しかも、実際問題として、起こり易いです。


そうしますと、次にどうするか、ですが県民共済みたいな安いところでの加入を検討してみては如何でしょうか。

その後、今の保険を解約する、という流れです。解約返戻金として、数十万円貰えると思いますので、それも貯金してはいかがでしょうか。


ちなみに、余計なことかもしれませんが、最近見直しをしたと書かれていますよね。となると、実際に支払う総支払保険料は上記計算よりも多くなります。また、終身保険100万円が少なめです。これは推測ですが、実際には「見直し」ではなく「転換」で、転換前には終身保険300万円くらいあったのではないですか? 貯蓄部分を減らして、特約を厚くする、という改悪だった可能性があります。済んだ事を悔やんでも仕方ないのですが、、、。


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(2). ご主人の保険について


働き盛りの年齢で、お子さんが小さいですから、定期保険を厚くする必要があります。お子さんが20歳になるまでの20年間に万が一のことが起きた際に対応する、ものが必要です。

それ以外の特約は、必要性が薄いと、私(taku)は思います。

公務員ですと、「病気休暇」が最大で2年くらい取れます。さらに、最初の3ヶ月とか6ヶ月は完全に給与が保障されるという制度になっていたと思います。(詳細はご確認下さい)

ですので、自分で保険に入って備える必要性が低いです。


考え方としては、定期保険(20年間)を厚くして、特約は薄くする、ということです。

オススメなのは、単純な20年間2000万円程度の定期保険に入ることです。それでしたら、年間6万円以内と、今の支払額の半分になると思います。


> ただ、主人の場合、がん家系なのでがんに対する保障は
> 付けておきたいようです。

なるほど、それでしたら、あれもこれもという幕の内弁当的な保険ではなく、シンプルなガン保険に入られるのが良いと思います。


という感じでお考えになっては如何でしょうか。ご参考になると嬉しいです。


ご質問などありましたら、またメールください。

では失礼致します。

taku



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2008年08月19日 23:51