takuの見直し体験談
4).会社で勧められた共済にたくさん加入(汗)
会社に入ってすぐに、AAA共済という共済に入ったわけですが、その後1年もしないうちに、別の共済に入ることになりました。それも一つや二つではなくて、沢山です。
だんだんと判ってきたことなのですが、会社の労働組合では、関連団体の収益事業として共済事業をやっていました。
良い表現をすると、労働組合の組合員(その会社の社員)に対する福利厚生の一部として、民間よりも安い値段で生命保険・損害保険(実際には共済として)を提供することができます。安くて良い商品なので、組合員には複数入ってもらったほうがお得です、という感じになります。
悪い表現をすると、組合費だけでは労働組合はやっていけないので、共済事業をやって利益を上げよう。従業員は数なら沢山いるので、共済に人を集めるのも難しくないはず。どんどん勧誘して、どんどん利益を上げよう、という言い方になります。
はっきりと関係者から聞いたことはないのですが、多数の組合員を共済に加入させることができると、その共済事業をやっている労働組合の関連団体から、組合に対してキックバックとしてお金が流れているようなのです。
ですから、1年に2回ある加入促進週間になると、猛烈な勧誘・売り込みがあります。
しかも、普段仕事を一緒にやっている先輩からの勧誘です。職場の先輩たちの中に、組合の役員がいたりするわけです。
どちらかと言うと気の弱い性格の私(taku)は、あっという間に複数の共済に入ることになってしまいました。
・生命共済
・障害共済
・火災共済
・がん共済
・他にも入っていたのですが、忘れました(爆)
という感じで、思いつく限りの共済に入っていました。
半年毎の加入促進週間のたびに、増えていましたからね(苦笑)。
介護共済にも勧誘されましたが、さすがに断りました。まだ両親の介護は現実のものとして考えられない年齢でしたからね。
結局のところ、いくら払っていたのかは、忘れてしまいました。○年前に保険の見直しをした時に考えた末に全部辞めてしまったのです。きちんと考えてみたら、入る必要の無い保険ばかりでした。
共済なので、普通の保険よりも安かったことは確かです。全部合わせても、一ヶ月に1〜2万円程度だったと思います。
いずれにしても、あまりにも必要性を考慮しないで契約していました。何のために保険に入るのか、ということを全く考えていませんでしたから、、、、。
お金をドブに捨てたようなものだったと思います。
「自分のリスクを洗い出して、必要な保険の種類や金額を考えて、各社の資料や見積もりを集めて、比較検討して入るべき保険を決める」、という当たり前のアプローチができていませんでした。
勧められて、良さそうだから入る、というレベルでやっていると、どんどん入っている保険が増えていく、という悪いパターンの典型例になってしまっていました。
ちなみに勤め先の会社は、製造業で従業員数だけは多い企業だったので、全国でかなりの社員数になります。そして、労働組合加入率99パーセントの企業でしたから、組合員の数も膨大な人数になります。そのほとんどの人が何らかの共済に入っていますから、組合としてもかなり潤っていたと思います。
うーむ、こんなことをやっているのも、私の勤める会社くらいでしょうか、、、、。私の会社でもやっているよ、という人は教えてください(笑)。
『個人年金保険に勧められたが、、、、』に続きます。
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2006年08月24日 21:57