ありがちな失敗例
保険金の受け取り忘れに注意!
せっかく大金を払って生命保険に入っていても、請求し忘れる人が多いそうです。
たとえば、定期付終身保険。日本人では一番加入者が多い保険でしょう。
60歳くらいまでに死亡した場合には定期保険として、3000万円くらい支払われますが、60歳以降に死亡した場合には、300万円くらいの支払いになる、という保険契約です。
この保険は、保険料としてユーザーが支払うのは、60歳くらいまでとなります。
60歳以降は、保険料を支払う必要がない、ということになります。
収入が少なくなる60歳以降の支払いがない、というのは有り難いことですが、いくつか困ったことがあります。
平均寿命が長くなったために、保険料を支払わなくなってから死亡するまでの期間が長くなってしまいます。その間に、保険証書を紛失したり、保険契約のことを忘れたりする事例が相当数あると言われています。
最後の保険料の支払いが60歳だったとして、平均寿命の87歳くらいで亡くなったとしたら、実に27年後となります。万が一の時に、27年前まで支払っていた生命保険についての事情を知っている人がいることは、むしろ少ないと言えるでしょう。
逆に言えば、こうした保険に入っている人は、常日頃から保険証書などを整理して一覧表にしたりするなど、対策していないと、せっかくの保険料が全くのムダになってしまいます。
また、インフレに弱いという弱点もあります。
60歳で、保険料の支払いが終わってから、死亡するまでに時間が空き過ぎてしまいますと、その間のインフレによって、死亡時の支払額の価値が少なくなってしまう、という問題です。
27年間という年数は、物価が2倍以上になり得る期間です。
また、定期付終身保険では、保険の仕組み上、終身保険金の部分を抑えて設計してありますので、ますます支払額の価値が少なくなってしまう、ということになります。
以上をまとめると、一番多いシナリオは、こんな感じになりますね。
20歳から60歳まで40年間で1000万円以上の保険料を支払ってきたのに、87歳で死亡したときに、保険契約の存在を覚えている人がいなくて、保険金を貰い損ねる。
20歳から60歳まで40年間で1000万円以上の保険料を支払ってきたのに、87歳で死亡したときに、たったの100万円の保険金しかもらえない。
どんなものでしょうか?
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2006年03月01日 05:58