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未来のことは誰にもわかりません



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生命保険の見直しをする、ということは、保険会社を変更したり、保険金額の変更をすることになりますよね。

その時に、注意して欲しいことがあります。


それは、「未来のことは誰にも判らない」ということです。

少々、無責任なようですが、これは重要な話です。


楽しい話ではないですが、たとえばの話をします。

これまで5000万円の定期保険に入っていた人がいたとします。この人が、保険の見直しによって、必要保障額をきちんと計算した上で納得して、1000万円の定期保険に減額しました。

ところが、運悪いことに、減額した直後に事故により亡くなってしまった、とします。

こうしたケースでは、遺された家族はどう思うでしょうか?

経済的には問題なく過ごせたとしても「保険の見直しなんてしなければ良かった」「4000万円貰い損ねた」と思うことでしょう。


また、別の例として
これまで、入院時に2万円保障される医療保険に入っていた人がいたとします。この人が、検討した末に必要十分な貯金があるということで、医療保険を解約しました。

ところが、運悪いことに、解約した直後に交通事故による複雑骨折で1ヶ月入院したとします。

このケースでは、本人はどう思うでしょうか?

貯金で十分まかなえたとしても、「60万円貰い損ねた」「もったいないことをした」と思うことでしょう。

結局のところ、未来のことは誰にもわかりません。

明日、死んでしまうかもしれません。
90歳まで、病気知らずかもしれません。


事故や病気になるかどうかは、どんなに注意していても、避けることができません。地雷を踏むかのように、一定の確率でぶち当たってしまうかもしれません。その場合には、結果として、「やっぱり高額の保険に入っていたほうが良かった」、ということになってしまうかもしれません。


なので、最終的には保険の見直しは自己責任でお願いします、ということになってしまいます。


無責任に聞こえるかもしれませんが、勘弁してください。

この記事を読んでくださっているあなたの未来がどうなるかについて、私にはわかりません。私には、未来を予測する力はありません。


未来は不確かですが、判っている事はあります。

人はいつか死にます。

万が一のことが起こった時に経済的に致命的な状態に陥らないように準備をしておく手段として、生命保険があります。この生命保険をうまく活用しましょう。

そして、今の状態でベストな方法を選択しておけば良いのです。一番うまくいきそうな方法を、一番確率の高そうな方法を、選択するようにすれば良いのです。


以上の点を、ご理解の上、保険についてご検討ください。



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2006年02月25日 22:00